2024 11,23 14:48 |
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2015 10,12 11:27 |
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【f014】脳卒中後の代謝、脳、身体、および認知機能へのコミュニティ運動療法の効果 ☆ ☆
「Effects of Community Exercise Therapy on Metabolic, Brain, Physical, and Cognitive Function Following Stroke」 Sarah A. Moore, Kate Hallsworth, Djordje G. Jakovljevic ほか Neurorehabil Neural Repair Vol.29 August, 2015, p623-635 50歳以上で脳血管障害後6ヶ月の40名を19週・3回/週、コミュニティベースで運動をさせる群とストレッチのみ行うコントロール群に分け、グルコース制御と脳血流、心肺機能、血圧、脂質、身体組成、脳萎縮、脳代謝、認知機能を評価し比較したという研究。 結果、内側側頭葉の血流量が運動で増加し、また灰白質の萎縮・心肺機能・拡張期血圧・コレステロールおよび認知機能も運動で改善がみられた、とのことです。 脳血管障害後の患者の生活はどうしても家に閉じこもりがちになってしまうと考えられます。そこで運動をというわけですが、運動拠点をコミュニティに設定してあるところがミソと考えられます。 これにより家から出ることになるだけでなく、近隣住民との交流も含まれる可能性があるからです。 このほど多様な効果は単に運動のためというだけでなく総合的な刺激の可能性があるのではないでしょうか。 PR |
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