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2015 07,27 06:52 |
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【f009】 重度脳損傷によるコミュニケーション不可能患者のコバート認知の保持 ☆☆
「Preserved Covert Cognition in Noncommunicative Patients With Severe Brain Injury?」 Caroline Schnakers, Joseph T. Giacino, Marianne Løvstad, ほか Neurorehabilitation Neural Repair Vol 29 May, 2015, p308-317 最小の意識状態・植物状態という条件に当てはまる126例と14名のコントロールに自分の氏名を100回聴かせ事象関連電位の変化をみた研究。結果、9例で前頭-頭頂葉に渡る広い範囲で他には見られない反応がみられたとのこと。 これらから患者は表には現れないコバート認知をしており、コミュニケーションに役立つ可能性が考えられた。 コバート認知とは自分では分からないながら、無意識に脳が情報を受け取って認知して影響を受けているということです。聴覚は五感の中でも最も保持されやすいといわれていますので、これはそれを利用した研究。 一見無反応なようでも脳波は反応しているということで、このような重度例でも快ー不快ぐらいであれば脳波から読み取って表示することができるようになるかもしれません。 【f010】「言語流暢性課題における品詞と加齢の影響」☆ ☆ 李 多晛, 澤田 陽一, 中村 光, ほか 高次脳機能研究 33卷4号、2013、p421-427 若年群(18~23歳)と高齢群(65~79歳)各35名に普通名詞・固有名詞・動詞の言語流暢性課題を実施し,品詞と加齢の影響を調べた研究。結果、高齢群は正反応数が少なく、動詞は特に少なかったとのこと。これは遂行機能の低下によるものではないかと著者らは推測しています。 PR |
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