2025 04,03 11:23 |
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2015 05,25 10:53 |
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【am003】 半側空間無視症状の客観的把握のための評価ツールの開発☆☆☆
河島 則天、鴨志田 敦史、中川 雅樹、ほか 総合リハ 43巻 3号、2015、p251–257 半側空間無視の評価ツールとして色や点滅によって無視空間への注意を促しタッチパネルで操作できるアプリを試作、右半球病変脳卒中患者8名に試用したという研究。結果、色・点滅・順序性によって見落とし数,所要時間が変化した、とのこと。著者らは反応時間の空間分布特性を評価することで,無視症状の客観的把握と軽微な無視症状検出が可能と結んでいます。 順序や刺激密度によって見落としの程度が変わることはこれまでにも知られていましたが、色や点滅というのは刺激として新しいと思います。タッチ式のアプリというのも利便性やデータ収集・解析を考えると非常に発展性があります。欲を言えば現実場面では人や車などの動的な対象への注意が安全面からも欠かせませんが、おそらく動的なものと静的なものでは無視の度合いも異なるでしょうから、ぜひこれに動的な対象も加えて欲しいものです。静的な対象との比較データがあると興味深いですね。まだデータ数が圧倒的に少ないようですが、多量のデータを集め完成度を高めていただければ、評価ツールとしてだけでなく、自主トレーニング機器としてなど今後大きな展開が期待できると思います。 PR |
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