2025 04,04 06:10 |
|
2015 07,13 09:50 |
|
【d013】 多成分介入ランダム化比較試験による軽度アルツハイマー病患者のリハビリの成果への無意識の影響 ☆ ☆
「Effect of unawareness on rehabilitation outcome in a randomised controlled trial of multicomponent intervention for patients with mild Alzheimer's disease 」 Bernardino Fernández-Calvo, Israel Contador, Francisco Ramos, ほか Neuropsychological Rehabilitation Vol 25 Issue 3, 2015, p448-477 61例の軽度アルツハイマー患者にマルチ介入プログラムを16週48セッション実施し、症状の自覚/無自覚が認知・行動等の変化に影響するか調査した研究。結果、自覚のある軽度アルツハイマー患者ではマルチ介入プログラムによる効果は全般に見られたが、無自覚であると効果は感情・行動などの非認知症状のみにとどまった、とのことです。 マルチ介入プログラムとは多様な認知課題や日常生活トレーニング・レクリエーション活動を組み合わせたものです。自覚がないと認知面には変化が見られず、自覚があると認知面含む全般に改善が見られたとのことで、やはり自覚の有無の影響は大きいと言わざるを得ません。自覚がなくても感情・行動などの非認知面が変化したのは、そもそも感情・行動はレクリエーションなどの環境により変化しうるもので、そこに自覚の有無はあまり関与していないためという可能性が考えられます。逆に言えば自覚のない症例でも、感情・行動などの非認知面なら変化しうるということが言えるでしょう。また、自覚/無自覚といってもかなり強く自覚しているケースから、言われればそうかな?ぐらいのケースまでかなり幅があると考えられます。このあたりの自覚の程度と変化の程度との相関はもっと知りたいところです。 【d014】「アルツハイマー病(Alzheimer's disease:AD)とレビー小体型認知症(Dementia with Lewy bodies:DLB)における取込型closing-in現象 :最初期のDLBとADの分離における感受性と特異性の検討 」 ☆ 中島 翔子、阿部 浩之、佐藤 卓也、ほか 神経心理学 30卷2号、2014、p150-157 PR |
|
忍者ブログ [PR] |