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2015 06,08 19:16 |
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【d007】パーキンソン病における軽度認知障害と基準データの差異によるマチス認知症評価スケールの臨床的妥当性 ☆
「Clinical Validity of the Mattis Dementia Rating Scale in Differentiating Mild Cognitive Impairment in Parkinson's Disease and Normative Data」 Bezdicek O, Michalec J, Nikolai T, ほか Dementia and Geriatric cognitive disorder Vol 39, No.5-6, 2015, p303-311 【d008】 高齢者の前頭側頭型認知症の普及における診断基準の効果 ☆ 「Effect of diagnostic criteria on prevalence of frontotemporal dementia in the elderly」 Thorsteinn B. Gislason, Svante Östling, Anne Börjesson-Hanson ほか Alzheimer's and Dementia Vol 11 Issue 4, 2015, p425-433 【d009】「多様な課題が含まれる「宿題帳」を継続することで農村地域住民の語の流暢性が向上した ─ 自治体主催の介護予防事業の有用性と評価法の検討」☆ 伊関 千書、ほか 日本認知症学会誌 27卷1号、2013、p62-69 40歳以上の農村地域住民26名に計9回の講義・軽体操・レクレーション・座談会等と、民話や童話の音読・簡単な計算・日記・ぬり絵や簡単な図画作成課題などの宿題帳(対象26名中16名)を介護予防事業として実施、認知機能低下やうつ気分を予防しうるか検討した調査の報告。介護予防事業に不参加の66名にも遂行機能障害やうつ気分を評価する自記式質問票を実施しています。結果、7か月間で参加者・不参加者とも遂行機能障害やうつ気分に変化はみられなかったそうですが、宿題帳を行った群では語の流暢性課題のカテゴリー課題にアップがみられたとのことでした。 著者らも述べていますが、40歳以上という年齢設定はどうみても適切ではなかったと思います。これでは差が出なくても仕方ありません。介護予防イベントも月1回程度ではちょっと間が空きすぎのように思われます。認知機能の評価に自記式質問票に遂行機能障害やうつ気分を反映する質問を選択していますが、これらはMMSEでも主な対象としてしない機能であり認知機能障害の検出力という点で疑問があります。宿題帳ではやや効果があったとのことですので、もう少し内容や方法を吟味して、検出課題を記憶や構成を中心としたものにしたり、日常生活行動のチェック表の形式にすればかなり違った結果になってくるのではないでしょうか。 PR |
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